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なかしま

支部研修の講師をしました!

2025.10.05

GビズID取得・Jグランツ代理申請体験研修会のイメージです。

 

みなさん、こんにちは。
先日、住吉支部の研修で講師をする機会を頂きました。
研修のテーマはGビズID取得と、Jグランツ代理申請の体験です。

 

みなさんはGビズIDというものをご存知でしょうか?
普段の生活ではまず使うことのないIDなので、ご存じない方も多いのではないかと思います。

 

GビズIDとはデジタル庁が発行している事業者向けIDのことで、1つのアカウントで様々な事業者向け行政手続システムにログインできるサービスをいいます。


現在のところ、日本全国の法人の中でGビズIDを取得している法人数はおよそ60万社、普及率は22.5%となっています。個人事業主でも取得が可能であり、それらを含めた全アカウント数が122万件ほどとなっています。
正直、まだ十分普及しているとは言えないサービスですが、国はGビズIDの普及に力を入れており、何と2025年度には、ほぼ全ての法人がGビズIDを取得することを目標としているそうです(間に合うんかいな…(^^;))。

 

ただ現在実施されている主な補助金、例えば小規模事業者持続化補助金や、ものづくり補助金、新事業進出補助金などは、全てこのGビズIDの取得が必須となっています。ですので、補助金の申請を検討している事業者さんにとっては、非常にホットな話題と言えるでしょう。

 

 

GビズID取得・Jグランツ代理申請体験研修会のイメージです。

 

 

GビズID取得の次は、Jグランツを使った架空の補助金代理申請の体験です。
Jグランツというのは、補助金等の電子申請を行える汎用的なシステムのことで、大半の補助金はこちらのシステムを利用して、申請することになります。Jグランツを使用するためにはGビズIDを取得する必要があり、このためGビズIDの取得とJグランツの使用はセットの関係になります。

 

これまで、Jグランツから補助金申請ができるのは、申請者本人、つまり事業者様本人のみとなっていました。それが最近アップロードされ、行政書士が代理で申請することができるようになりました。
行政書士にとっては仕事の幅が広がる絶好の機会でもあり、このことから今回の研修が行われたというわけです。

 

GビズID取得、Jグランツの使用には、パソコンとスマホを交互に使う必要があり、なかなか骨の折れる作業です。
研修に参加された方も、最初は苦戦していましたが、最後には補助金代理申請を行うところまで進むことができ、会場は達成感で満たされました。

 

補助金申請には行政書士の力が大いに役立ちますので、こちらをご覧の皆さんも補助金の申請をご検討中であれば、是非一度行政書士にご相談ください。