blog -ブログ-

障害福祉

障害福祉サービスにおける「重度訪問介護」とは?

2025.04.03

障害福祉サービスにおける重度訪問介護サービスのイメージです。

 

 

皆さん、こんにちわ。障害福祉サービスの解説を行うシリーズ、2回目は「重度訪問介護」について、お話したいと思います。

障害福祉サービスの一環である「重度訪問介護」は、重度の障害を持つ方が自宅やその周辺地域で安心して生活を送るために提供される支援サービスです。このサービスは、日常生活の全般的な支援を行うだけでなく、社会参加のサポートも目的としています。

今回はこちらの「重度訪問介護」について、サービスの特徴など見ていきましょう。

 

 

重度訪問介護の特徴

 

重度訪問介護は、身体的な障害や知的障害、精神障害を持つ方のうち、特に高度な支援が必要な方を対象としています。具体的には以下のような支援内容が含まれます

1. 身体介護
 食事や入浴、排泄といった基本的な日常生活動作の支援。
 着替えや洗面、移動介助なども行います。

2. 生活援助
 掃除や洗濯、調理、買い物といった家事の支援。
 利用者が自宅で快適に過ごせる環境を整えるサポートです。

3. 外出支援
 地域での活動や通院、趣味活動への参加をサポートします。
 公共交通機関の利用の介助なども含まれます。

4. 見守り支援
 一人で生活することが難しい方への長時間の見守りや付き添いを行います。

 

 

重度訪問介護の利用対象者

 

重度訪問介護の利用は、障害者総合支援法に基づき、以下の条件を満たす方が対象です。

• 障害支援区分が4以上で、特に重度の障害を持つ18歳以上の方

• 常時の介護が必要な方(例:四肢麻痺、重度の知的障害、精神障害を持つ方)

• 児童相談所長が必要と認めた15歳以上の障害児

• 自宅や地域での生活を希望する方

 

障害福祉サービスにおける重度訪問介護のイメージです。

 

 

重度訪問介護のメリット


このサービスを利用することで、以下のようなメリットが得られます。

• 自立した生活の支援: 利用者が可能な限り自分らしい生活を送れるようサポートします。

• 家族の負担軽減 :長時間の介護を必要とする場合でも、専門スタッフが支援することで家族の負担を軽減します。

• 地域社会とのつながり: 外出支援を通じて、社会参加の機会を広げます。

 

 

重度訪問介護を利用するための流れ

 

重度訪問介護の支援を受けるための流れは、以下の通りです。

1. 相談と申請 市町村の福祉窓口で相談し、必要書類を提出して申請します。

2. 調査と認定 専門スタッフが利用者の生活状況や支援の必要性を調査し、障害支援区分が認定されます。

3. サービス計画の作成 ケアマネージャーなどと一緒に、利用者のニーズに応じたサービス計画を立てます。

4. サービス提供開始 サービス事業所が決まり、支援が開始されます。

 

 

重度訪問介護の課題と展望

現在、重度訪問介護の提供にはいくつかの課題があります。

• 人手不足: サービスを提供する介護スタッフの確保が難しい地域があります。
• 利用者の増加: 高齢化や障害者人口の増加により、サービスの需要が拡大しています。
これらの課題に対処するため、地域全体での支援体制の強化や、介護職の待遇改善が求められています。

 

 

まとめ

重度訪問介護は、重度の障害を持つ方々が地域社会で豊かな生活を送るための重要なサービスです。安心して生活できる環境を提供し、社会参加や自立を支援するこのサービスを活用することで、より充実した生活を実現する手助けとなります。サービス利用を検討している方は、まずはお住まいの自治体に相談し、自分に適した支援を受ける一歩を踏み出してみましょう。